複数プローブ併用時に必須の位相補正器
電圧プローブや電流プローブには、検出器の特性やケーブル長による信号遅れ時間があります。
異なる信号間の時間差を測定したり、電流・電圧波形からエネルギー損失を計算する場合、プローブ毎の遅れ時間の差が誤差の原因となります。
CSQ-350™は、200V 100Aの同相パルスを出力し、ユーザーはオシロスコープで波形の立上りポイントを観測するだけでご使用のプローブの遅れ時間をチェックすることができます。
時間差があった場合、オシロスコープのスキュー補正機能で位相を合わせることが可能です。
●位相補正が適切でない場合、何が起きるのか
オシロスコープの電流・電圧波形から電力を算出するケースを想定します。
●仕様
型式 | CSQ-350 |
出力電圧 | 200V |
出力電流 | 100A |
出力コネクタ | ■電圧観測用:SLB-4、BNC ■トリガ用:BNC |
対応電圧プローブ | 受動(パッシブ)プローブ、差動プローブ |
対応電流プローブ | ロゴスキーコイル、カレントトランス、その他 |
パルス出力時間 | 15μs |
寸法 | W291×D248×H147(ゴム足含む) [mm] (突起部含まず) |
重量 | 4.5kg |
電源 | AC100V 1.5A MAX (アイドル時0.2A以下) |